滋賀/京都/奈良/大阪/兵庫(神戸)/和歌山の心理カウンセリング

大阪/兵庫(神戸)/和歌山/滋賀大津草津/京都/奈良の心理カウンセリング。精神疾患がある方のメンタルケアはもちろん、悩んでる弱ってる困ってる悲し寂しいつらいという方も。うつ,不眠,不安,心療内科,精神科,メンタルヘルス,メンタルクリニック,パニックなどピンとくる言葉があれば一人で無理して我慢せずカウンセリングを。

人と話すことができません。どう思われるか怖くて言葉が出ないんです。

京都府宇治市から来られた亀岡さんのカウンセリングは深刻なものでした。

具体的に身体的症状があるという訳ではなくて、あくまで気持ちの問題ではあるのですが、しかし簡単に考え方を変えられる状態ではない心の問題でした。

一言で言うならコミュニケーション障害。

人付き合いが苦手なんですが、尋常じゃなく潔癖なまでの「気にしぃ」で不安症や適応障害も言えると思います。気にしても仕方がないし、お薬の処方をする訳ではないので私からは言いませんでしたが、やはり今までに行った精神科または心療内科でそういう診断を受けたようです。

抑うつ剤などを処方されて飲んできたようですが、治りません。もちろんです。それは仕方ないんです。

薬が効かないとか、今までの病院の先生が見間違えたのではなく、

精神科や心療内科では主に症状を聞いてお薬を処方してもらうだけなのが普通なんです。

お話は聴いてくれません。先生が悪いのではなく、そういう場所なのです。

もちろん例外はあります。時間的な余裕があったり、よほど気にかけてもらえれば少し長めに話をしてくれる先生もいます。

けれど基本的には精神科・心療内科はお話をするところではありません。

そして精神疾患は、症状に合わせて緩和効果のあるお薬を処方してくれるのですが、それで何でもかんでも治る訳ではありませんし、そもそも「緩和」、つまり一時的にマシにさせるのが効果です。

しかも副作用で、イライラしたり、眠りにくくなったり、寝すぎてしまったり、ダルくなって何もできなくなったり、体以上に気持ちが何もする気が起きなくなったり。

それも仕方ありません。

全部がそうではありませんし個人差もありますが、お薬には副作用がある場合があります。

それでも、症状が勝ちすぎる時には飲む方がいい場合があります。



基本的には心理カウンセリングはお薬の処方はせず、というかできません。医療施設ではありませんから。

主に会話を中心として、なぜそういう状態になったかという原因を探って改善を試みる【認知行動療法】や、

それはそれとして、過去の反対である将来に目を向けて「今まではともかくこれから、将来はこういう理想に近付いていこう」という心理療法で気持ちの変化をポジティブな方へ促していったりします。



今回の京都府宇治市から来られた亀岡さんの場合も、精神科や心療内科では治りません。

もちろん断言はしないし、お薬で気持ちがラクになる部分があるかもしれない事は否定しません。

ただ、問題の解決はしようがないのです。

「人と話すことができません。どう思われるか怖くて言葉が出ないんです。」という状態を何とかしてあげるには、

一般的に言うのなら

「気にしすぎですよ」

「大丈夫ですよ」

「そんなに人は人のことを見てませんよ」

「大丈夫。あなたは普通です」

などなど、励ましようはいくらでもあるのですが、それを普通に言ったところで聞こえません。

本人に聞く気がないのではなく、耳が悪いとかでもなく、励ましが聞こえにくい状態なのです。



ですので、やはり心理療法なり特殊話法を用いて改善を試みるようになります。



亀岡さんがカウンセリングに通って来られるようになって今で4ヶ月。

回数で言うと6回ほどになります。

最初の問題として、カウンセラーである私を受け入れてくれるかどうかがハードルでした。

私にすら「あぁ、怖い。嫌われそうだ。いや、もう嫌われているに違いない。」こういうふうに思われてしまうと私の声は聞こえなくなりますので、

まずは亀岡さんの心のテリトリーに入れてもらうことが肝要でした。

そのために初回の80分ほどを使いました。



徐々に、「あぁ先生は僕のことを嫌ってないな。一緒にいても邪魔じゃないんだな。」と思ってくれるようになり、

「もしかしたら先生になら少し話してみてもいいかもしれない。でも信用できるかな?どうせ嫌われるんだから、やっぱり言わない方がいいかな。」これを大丈夫だと思ってもらうことが2つ目の大きなハードルでした。



こういった形で少しずつ心を開いてもらえるよう慎重に言葉を交わしていき、嫌がらず自分から前向きに「先生あのね」と話しかけてくれるようになるまでに約2ヶ月、回数にして3回が必要でした。



まだまだ自信満々な自分、というふうに思えるところまで自尊心を持たせてあげることは出来ていませんが、確実に亀岡さんは柔らかくなってきています。

今のハードルとしては、私にだけ心を開いてくれるのではなく、私以外にも期待と希望を少しずつ思ってみようといった段階です。

もちろん容易ではありませんし、簡単に傷付けてくれる人が多いのも事実。

その現実を怖がって亀岡さんは10代から分厚すぎる壁を作ってきているのですから、常に慎重に。

信用しすぎず傷付きすぎず、甘えすぎず拒絶しすぎず、しかし生きていくに足りる程度のコミュニケーション能力を取り戻させてあげるために、これからも時間はかかりますが慎重にサポートしていきたいと思います。



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