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大阪/兵庫(神戸)/和歌山/滋賀大津草津/京都/奈良の心理カウンセリング。精神疾患がある方のメンタルケアはもちろん、悩んでる弱ってる困ってる悲し寂しいつらいという方も。うつ,不眠,不安,心療内科,精神科,メンタルヘルス,メンタルクリニック,パニックなどピンとくる言葉があれば一人で無理して我慢せずカウンセリングを。

溜まり溜まって妻に当たり散らす夫、それを理解して受け止める妻。

京都府京都市から宇治さん(仮)男性49歳がカウンセリングに来られました。



「他人相手にはニコニコして抑えてる我慢が家に帰ると爆発したように発散してしまうらしくて家族に当たり散らしてしまうようなんだけれども一生の伴侶と決めて尽くしてくれてそれを受け止めてくれて不憫でならない妻をなんとかしてほしいし息子も娘も呆れて繋がりが離れてしまっている気がするんですよ。」


・・・え、なになに?

誰の何をどうしてほしいって?

改めて聞きました。



整理すると、相談者の高畑さん(仮)は教員をされていて、職員室の中や教室の中で出来るだけニコニコしてるんだけど、でもやはり自分で思う以上のストレスがあるらしく、しかも相当に多忙で、保護者たちへの緊張感も相まってすごく疲れている、と。


そして家に帰ってきた途端に奥さんや子供たちにイライラを隠さずぶつけてしまうんだ、と。


子供たちは呆れて嫌がってお父さんと距離を置きだしているけど、お母さんだけはお父さんの味方として寄り添おうとお父さんのイライラを受け止めてくれていて、

それがすごく申し訳なくて、何も悪くないお母さんに謝っても謝りきれない。

けれども家の中では我慢が解けてしまって暴言や暴力などの八つ当たりになってしまう、と。



で、お母さんを何とかしてあげてほしい?

お父さん自身を何とかしてほしい?

あ、両方ですよね。

やっとわかりました。



お母さんすごいですね。

良い相手と結婚しましたね。

でもだからこそ大事にしてあげたいと。

そりゃそうですね。

けど自分では、家族ではブレーキがかけられなくてウチに来たんですよね。

ブレーキが利かなくなって八つ当たりしだしたのはいつ頃からですか?

2年前ですか・・・

お母さん、すごいですね。

でもお母さんもお母さんで、家の中でそういう生活が続くと、意識的にでも無意識にでも溜まるものはあると思うので課題はお父さんだけじゃないですね。

そう、お父さんが暴言・暴力という八つ当たりをしなくなったとして、それでOKなんじゃなくてお母さんのアフターフォローも必要って事です。

息子さんと娘さんは?

もう成人してるんですね。

頑張ってるんだけど、カッコ悪いところばかりを見せているって辛いですね・・・。

まずはお父さんのことから整理していきましょう。



■学校(職場)での色々を、もう早い段階からイライラの元として決め付けてるトコありませんか?

できたら、まずはそもそもイライラが溜まりにくいように考えていけたらいいですよね。

できるだけ言うことは言いながら、けれど飲み込まないと仕方ない我慢が多い、ですか・・・。

職業病じゃないですけど、よく聞く話です。

とにかく1つ目に意識する事として、今まで10の我慢をしてきたとして、これからはまず9なり8なり7なり、少しでも溜まらないように受け流す・聞き流す・気にしすぎないというようにしていきましょう。



■2つ目は、10じゃなく9か8か7になった、けれども溜まるイライラを家に帰ってから爆発させてしまわないように意識する事ですよね。

爆発はいいんです。発散もいいんです。

ただ、家の中で、家族を相手にというのがダメですよね。お母さんがかわいそうですものね。

なので学校(職場)を出て家に着くまで、その帰宅中に何か発散できる考え方・行動を見つけていきたいですね。

そう、独り言でブツブツ言いながら、溜まっている気持ちを声に出して吐き出すのも有効です。

自宅に着いたら玄関に入る前に深呼吸するとか。

携帯に家族の写メを入れといてそれを見てから家に入るとか。

全部いいんじゃないですか?

独り言でいいから声に出して吐き出しながら帰ってくる。もちろん小声で。家の前に着いたら家族の写メを見ながら深呼吸をする。

これだけでも効果があると思います。



それからお母さんのフォローですよね。

ケーキでもお菓子でもいいので、お母さんが喜ぶものを買ってあげるとか、何かしてあげる、連れてってあげるなどしてお母さんの労と我慢をねぎらいましょう。

もちろんお父さん自身の発散や労をねぎらう意味でも、休日にはお母さんと一緒に単純に遊びに出かけるというのも良いと思います。

映画でも、外食でも、ドライブついでに買い物でも、なんせ何もせず家にいるのと外の景色を見るのとではかなり違いますから。



それと、一番大事なことを言います。

イライラをお母さんにぶつけるってダメです。

当然ですね。わかりきってますね。

では、どうダメなんでしょうか?

特に理由はないけどダメに決まってる?

そりゃそうです。それもそうですよね。

ちょっと偉そうに言いますけど

私が思う理由、しっかり覚えてください。

いいですか?



あのね、

お母さんはお父さんのことが大好きなんです。

だから、お父さんがイライラしててもいいんです。

いや、よくはないけど(笑)

でも、ちゃんと味方なんです。優しいんです。

お父さんがお母さんに八つ当たりしても

受け止めてくれるでしょう?

ものすごく優しいんです。

私はそれがすごく悲しいです。

なぜかと言うと、

なんでお父さんは

お母さんと一緒にイライラするんじゃなくて

お母さんにぶつけてしまうんですか?

お母さんは気持ちを共有したいと思ってます。

八つ当たりに耐えられるってことは、しかも2年。

相当な愛情です。

何があってもお父さんの味方でしょう。

なのに、イライラを話してくれない、教えてくれない。

一緒にいるのに、八つ当たりって。

暴言や暴力そのものよりも、お母さんは

お父さんと横並びに手を繋いで同じ気持ちで

いられてないことが一番寂しいのでは?



お父さんの横にいて

一緒に石を投げるんじゃなくて、

お父さんの向こう側にいて

石をぶつけられていることが

悲しいんじゃないかなぁ。

お母さんは、

石を投げてもいいと思ってる。

ぶつけられてもいいと思ってる。

他人にぶつけるぐらいなら

私が当たってあげる、と。

でもお母さんの本当の気持ちは、

お父さんと一緒に、横に並んで

一緒に石を投げたいのでは?

それをこそ望んでいるのでは?

私はお母さんの気持ちを思うと

すごく悲しいです。



これからお父さんは、

お母さんに石をぶつけるんじゃなく

お母さんと一緒に横に並んで

石を投げるところを見せてあげればいい。

石を投げること自体、

ストレスを発散すること自体は

必要なことなんだから。



夫婦って、そうあるべきで

そうありたいもので、

難しいんだけれども、

でも一生の相手だと

決めたんなら、

いつでも、何回でも

思い出して、せめてどんな時も

お母さんだけは大事に。

それを思い出すだけで

ブレーキが掛かるはずだと思いたい。

まずはそれを、ね。



だって、極端なことを言えば職場や職種を変えることは可能じゃないですか。

「選択だ」「決断だ」「限界だ」なんとでも言い訳して好きな方に逃げればいい。

けど結婚って重みが違うので、比べるまでもないし、比べたらダメだと思うんです。

仕事のために家庭を犠牲にしてはいけない。

どっちが大事か、わからなくなるのはダメです。

誰にどんな言い訳しようが、実は自分の内側に言ってるだけって後になって気付くだけですから。

無くなってから気付くこともあるし、

無くならないと気付かないこともあるけれども、

お父さんは今、気付いて改善できる機会を自分で作れてるんです。

それはすごくカッコいいし嬉しいし、ちゃんと愛情があるって事ですよね。

ただ、お父さんも気付いてる通り早い方がいい。

お母さんの我慢が、いつ限界にくるかわからないから。



でも、お父さんの反応とか表情を見てる限りもう大丈夫だと思います。

お父さんが辛そうに投げる石を、お母さんは泣きながら受け止めている。

それに気付けたら、今すぐ優しくなれるでしょう。

お母さんに石を投げるのってダメでしょう?

お母さんにも石を投げさせてあげたいと思うでしょう?

同じ内容じゃなくてもいいから、気持ちだけ同じにして、二人とも外に向けたストレス発散を考えていきましょう。



話しながら、お母さんを思うと

私もお父さんも涙が出ました。

私、お母さん会った事ないけど。

お母さんの愛情と

お父さんの思い出せた気持ちが

またちゃんと繋がりますように。



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